シミュレーション体験
東日本最大級を誇る秋田大学のシミュレーションセンターで、多くの医療従事者が実際に使用しているシミュレーターを体験していただきます。具体的な手技については以下に紹介します。
【エコー検査】
ドラマなどで妊婦さんにお腹を当ててるシーンがありますが、あれがエコー検査です。プローブ(体に当てているところ)から超音波を出し、その波がどの程度反射したかを機械で計算して画像化したものを私たちは見ています。患者さんへの負担が少なく安全ですぐに行えるため、医療の現場では様々な場面でエコー検査が行われています。シミュレーション体験では、皆さんにあててもらいスタッフが何が映っているか解説いたします。
【縫合】
縫合とは、深い傷が早く治るように、傷口を清潔な糸で縫い合わせることです。針と糸を清潔に保つため、手で触らず、専用のピンセットで縫っていきます。何回糸を結んだかで、「何針縫った」と表現したりします。皆さんの周りにも縫った経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。シュミレーション体験では、皆さんに縫合の体験をしていただきます。針を用いますので、怪我には十分お気をつけください。
【ラパロ/腹腔鏡手術】
腹腔鏡手術は、皮膚に小さな穴をあけそこから器具を挿入して行う手術です。一般的によく知られている開胸/開腹手術とは違い、傷が小さくて済むため患者さんの負担が少ない手術です。ですが、一般的な手術に比べて視野が狭く器具の操作もされていないと大変です。そのため若手の医師はシミュレーターを使って修練を積んでいます。シミュレーション体験では医師も練習している機械を使うことができます。
※諸事情により当日体験できない場合もございます、ご容赦ください。
SimMan(救急処置のシミュレーションなどに使われています)